男性ホルモンが多いと薄毛になるということは
昔から言われ続けています。
おそらく、あなたも耳にしたことがあるはずです。
ですが、それとは逆に
ヒゲは男性ホルモンが多いほど
濃くなるとされていますよね。
同じ毛なのに片方は薄くなり、もう一方は濃くなる。
なんだか不思議だと思いませんか?
もし、男性ホルモンが薄毛の原因になるということがウソだとしたら
それを抑制する成分が入っている育毛剤は、絶対に使ってはいけないことなります。
そんなものを使ってしまっては、髪が育つどころから
逆に抜け毛を促進することになってしまい、おそろしいことになるでしょう。
髪と男性ホルモンの関係において、
真実は一体どちらなのでしょうか?
最近は、育毛分野について研究も盛んにおこなわれており、
それを確認するための実験もなされています。
では、その実験の結果を続いてご紹介させたいだきますね。
実験方法と結果
●方法前頭部の毛乳頭細胞と角化細胞(免疫細胞を活性させる役割)を培養し、
そこに男性ホルモンを注入します。
その後、毛乳頭細胞がどうなるかを確認するというものです。
同様の実験をひげの毛乳頭細胞でも行います。
もう少し簡単に内容をお伝えすると
毛髪とひげの細胞、それぞれに男性ホルモンを加えたときに
細胞が増殖するのか、それとも成長が抑制されるのかを確認する実験です。
この結果を確認すれば、男性ホルモンが
髪とひげに与える影響がわかるので、
抜け毛・薄毛の原因になるのかをチェックすることができます。
では、その結果はどうなったのでしょうか?
●結果
実験の結果、前頭部については細胞の増殖が抑制され、
ひげの方は細胞の増殖が進みました。
つまり、全く逆の結果が得られたということになります。
男性ホルモンが薄毛とヒゲを濃くする原因というのは
正しかったんですね。
ただし、昔から言われていることの中には、
「わかめを食べれば、髪が生えてくる」のような迷信も多いので
ウワサをやみくも信じるのは、注意をしてくださいね。
今回のようにきちんと実験で証明されていれば
信頼することができる情報となります。
ですので、育毛剤を選ぶときには
男性ホルモンを抑制する成分が入っている物を選んで
全く問題はありません。
例えば、「オウゴンエキス」のような成分です。
(コガネバナの根から抽出したエキスです。BUBUKAに含まれています)
※オウゴンエキスの原料となるコガネバナ

オウゴンエキスは、抜け毛の原因となる
活性型男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の
生成を抑制する働きがあります。
このような成分が入っている育毛剤は、
効果を期待できますので、積極的に使用していただきたいです。
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